おすすめの小説投稿サイトまとめ! -サイト別に特徴や人気ジャンルを解説してみた-

こんにちは。巴瀬春哉(@tomosesese)です。

これを読んでいる方は、きっと小説を書く方または小説を書きたいと思っている方、もしくはwebサイトで小説を読んでみようとしている方だと思います。

昨今、小説投稿サイトから商業デビューの作家が続々と排出されています。それとともに小説投稿サイト自体も年々数を増やしているのが現状です。

web小説を書きたい、読みたいというweb小説初心者にとって、膨大に広がるインターネットの海でその情報を拾って精査するのはなかなかに骨が折れる作業です。

サイトによって人気ジャンルや特色が違います。そのため、せっかく力作を書いて投稿したとしても思うように評価が得られないことや自分が読みたいジャンルがない、などということになってしまいます。

そこで、今回はライトなところからお堅いところまでを紹介していきます。

小説家になろう

「小説家になろう」は、最古参の大手小説投稿サイトです。

どこに登録すれば分からないという人は、とりあえず「小説家になろう」に登録することをおすすめします。

大手ということもあり、圧倒的な数の作品が投稿されているので、読むことが目的の人は「小説家になろう」が一番おすすめかもしれないです。

しかし、このサイトは「なろう系」(異世界転生、チート、ハーレムなどの要素を扱った作品)が多い。とくに総合ランキング上位はどれも異世界転生ものがほとんどであり、ジャンルには偏りがあります。

「小説家になろう」では定期的に商業デビューを目的としたコンテストが開催されています。

ライトノベルに分類されるテイストの作品が商業デビューすることが多いので、ライトノベルで商業デビュー狙いの人にはおすすめの投稿サイトです。

小説家になろう

アルファポリス

アルファポリスは、小説・漫画投稿サイトです。他にもブログやゲーム配信など様々なサービスを行うことができます。

おそらく、web小説の書籍化と言われると、アルファポリスが真っ先に思い浮かぶ人もいるかと思います。一般的な文庫版ライトノベルではなく、ソフトカバーの単行本として書籍化されることが多いです。

アルファポリスも異世界転生もの、ハーレムもの、チートものが人気ですが、投稿作品のランキングを見てみると、

「HOT」、「ファンタジー」、「恋愛」、「キャラ文芸・ライト文芸」、「その他」

の5つしかないのです。(HOTとは、直近1か月以内に投稿された新作小説のランキング)

そのため、ファンタジー恋愛キャラ文芸・ライト文芸の作品は狙い目ということが分かります。

その他のジャンルは幅広すぎるので、書籍化や高評価を狙うのであれば他の投稿サイトに載せたほうがいいでしょう。

アルファポリス

カクヨム

「カクヨム」はサービスを開始してから3年とちょっと(2019年7月現在)しか経っていませんが、大手出版社であるKADOKAWAが運営しているため、信頼の厚い投稿サイトです。

とくに力を入れているのはコンテストです。

KADOKAWAが開催する『カクヨムweb小説コンテスト』では、ジャンル別に各6部門があります。

それぞれの部門で「大賞:賞金100万円+書籍化」「特別賞:書籍化」の2つの賞があり、大盤振る舞いでコンテストが行われるので、書籍化を目指している人はカクヨムに登録してみるといいでしょう。

カクヨムは、「作品全体のレビュー(☆と文章のレビュー)」、「話単体での応援コメント(ハートとコメント)」という2つの読者からの評価がもらえます。そのため、他の投稿サイトよりも気軽に読者の声が聴けるのもポイントです。

ユーザー企画も豊富で、参加者同士が互いの作品のレビューをし合うものや企画者がコンテストを開催するものなどがあります。

他の投稿サイトと比べて、ユーザー同士のつながりが深い投稿サイトです。

カクヨム

エブリスタ

「エブリスタ」は『誰でも参加できる小説投稿サイト』をコンセプトとした投稿サイトです。

そのコンセプト通り、webページが見やすく、各ジャンルのランキングがスクロールすると一気に見られる仕組みになっています。

さらにそのコンセプトのおかげか短編が多いイメージがあります。

小説投稿のシステムも分かりやすく、他の投稿サイトと比べるとエブリスタのほうが使いやすいのではないでしょうか。

エブリスタの特徴は作品の表紙を載せられることです。

これがなかなか好奇心をそそられ、表紙がよければとりあえず内容を覗いてみるという人も多くいるのではないかと思います。

表紙は、エブリスタが用意したテンプレート画像があったり、作者が自作したり、実際に他のクリエイターに依頼したり、フリー素材を使ったりとやり方が様々あり、作品全体の幅を利かせることができます。

「エブリスタ」はライトノベル読者より上の年齢層を狙った作品が多いです。そのため、書籍化される作品も一般文芸ライト文芸があります。

コンテスト自体はライトノベルから一般文芸まで幅広く開催されています。

エブリスタ

セルバンテス

「セルバンテス」は講談社のレジェンドノベルスのチームが運営する小説投稿サイトです。

レジェンドノベルは「ネクストファンタジー」専門のレーベル。ネクストファンタジーとは、レジェンドノベルが提案する『ゲーム文化を背景としている』作品のことです。つまり、ゲームに関わる作品を専門としたレーベルということ。

このセルバンテスは201年2月にサービスが開始されたばかりなので、まだユーザー数は他と比べて少ないですが、ゲームに関わる作品を書きたいという人には今後有利な投稿サイトとなっていくのではないでしょうか。

2019年6月14日から10日31日まで「レジェンド賞」が開催されているので、ネクストファンタジー作品を書いている人は書籍化を狙うチャンスです。

セルバンテス

note

小説投稿サイトと呼べるかどうかは微妙ですが、紹介していきます。

「note」はテキスト、画像、つぶやき、音声、動画の5つを投稿することができるマルチの投稿サイトです。

投稿される作品はエッセイ、コラム、漫画、イラスト、写真が多く、他分野のクリエイターが存在します。小説を載せている人も少なくないです。

小説投稿に特化しているわけではないため、作品単話での投稿しかできない(マガジンという複数の作品をまとめられるサービスはあるが)のですが、それでも小説を投稿しているひとは少なくありません。

ただ、小説のコンテストは行っていないので、賞狙いが目的なら他の投稿サイトにしましょう。

noteの一番の特徴は、作品を有料として投稿できるということです。

作者が自由に無料と有料のどちらかで作品を投稿できるため、自分の作品でお金を稼ぐことができます。有料作品の価格は100円から10,000円(プレミアム会員は上限50,000円)までと幅広いです。

作品だけではなく、作者にも金銭的支援ができる「サポート機能」があるので、そこも他の投稿サイトと比べて面白いところです。

こうしたように小説においても活用次第では様々なことができる投稿サイトです。

note

まとめ:どの小説投稿サイトがいいのか?

目的はどうあれ、小説投稿サイトごとに特色は違います。

賞狙い、高評価狙いであれば、自分が書く作品がどの投稿サイトと合っているのかを確かめてから選ぶことをおすすめします。

ですが、上記に書いていることが絶対ではありません。たとえば、ライト文芸である『君の膵臓を食べたい』は、ライトノベルの書籍化が多い小説家になろう発の小説です。あえて、人気ジャンルではない作品で勝負するのもひとつの手かもしれません。

どこかの投稿サイトに掲載して様子を見た後、他の投稿サイトに同じ作品を載せることも可能です。

各投稿サイトの特徴を吟味して自分に合った投稿サイトを見つけてください。

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    巴瀬 春哉(ともせ しゅんや) 文芸とサブカルチャーが好き。 宮城県生まれ東京在住の22歳。 本には詳しくないが、本は好き。おもに映画、漫画、ゲーム、小説のことをブログに書いている。 ご連絡はお問い合わせからお願いします。